1953-03-13 第15回国会 衆議院 経済安定委員会公聴会 第1号
○田川公述人 要するに運用の問題でございますし、先ほど来いろいろ御議論のありましたように、たとえばこの認可、認定の手続に相当かかるというような御議論も出て参るのであります。従つてこの経済自体は動き出しましたら非常に早く動き出すものでありますから、その実態がもう平均価格を下るというような場合は、それからいろいろな手続をしておるというようなことでありましたら、せつかくこの法律にそういうことを認めながら実効
○田川公述人 要するに運用の問題でございますし、先ほど来いろいろ御議論のありましたように、たとえばこの認可、認定の手続に相当かかるというような御議論も出て参るのであります。従つてこの経済自体は動き出しましたら非常に早く動き出すものでありますから、その実態がもう平均価格を下るというような場合は、それからいろいろな手続をしておるというようなことでありましたら、せつかくこの法律にそういうことを認めながら実効
○田川公述人 簡単に申し上げます。独禁法改正に対しまする一般的な意見を申し述べます。 まず第一に、この改正法律案は、提出理由として、わが国の経済確立と実態に即応するために改正するというふうになつておりまするけれども、私どもの考え方から申しますと、この改正案はどうも経済の特質と実態とに即応する改正案ではないように思われます。むしろ今西独でも問題になつております西独の改正案をそのまま取入れて、日本の経済上
○田川参考人 今これに関係しておりますのは十三社になつております。十六億の中で一番大きいのが鐘紡で、これが二億六千万円、ごく規模の小さい会社で四百万円というのもありますが、紡績の中どころのものは一億円足らずという実情であります。
○田川参考人 先ほど申し上げたように、資料はないのでありますが、ただ私の想像を加えて申し上げますと、綿工連にも四、五億の未支拂いがあるかと思つております。今全般的に整理しておりますので、ここしばらく日時をおかし願えれば、この方面も明らかになると思います。
○田川参考人 ただいま委員長からお話のございました紡績の方の政府支拂いの遅延の問題でございますが、あらかじめ一つお断りしておいた方がいいかと思いますことは、紡績の政府支拂い遅延の問題は、要するに綿糸、綿布の加工賃の支拂いの遅延であります。紡績は綿糸と綿布と両方生産いたしておりますが、両方から問題が起つたのでございます。綿布につきましては、紡績のほかに地方の小さい織機ばかりをお持ちの機屋さん、それには